作品名 :
サイズ:180.0 × 165.0 × 135.0 cm
形態:カンバス・アクリル・金箔
展示No :
小松 美羽(日本) 1964-
1984年長野県生まれ。豊かな自然環境での生き物たちとの触れ合い、その死を間近で看取るという幼少期からの経験が独自の死生観を形成。死の美しさを志向した表現へと至る。女子美術短期大学在学中に銅版画の制作を開始。20歳の頃の作品『四十九日』は、際立つ技巧と作風で賞賛されプロへの道を切り開く。銅版画からスタートし、近年ではアクリル画、有田焼などに制作領域を拡大。パフォーマンス性に秀でた力強い表現力で、死とそれを司る神々、神獣、神聖物などをテーマとした作品を発表。出身地である長野県の「鉄の展示館」「北野美術館別館」「上田市立美術館」で立て続けに個展を行い、2014年には出雲大社へ作品を奉納、自らの制作テーマを一段と昇華させた。2015年、「チェルシー・フラワー・ショー」(ロンドン)へ有田焼の狛犬作品を出品、受賞作が大英博物館へ収蔵されるという快挙を成し遂げる。小松の国際的な評価はますます高まり、その作品はワールド・トレード・センターへ収蔵、自身も『ヤング・アーティスト・オブ・ジ・イヤー』に選出 (2017)、クリスチャン・ディオールのオフィシャル・アンバサダーへの就任など、メディアでの露出も注目される。2018年 12 月の個展では、観客動員数とセールス双方で新記録を樹立。日本の美術界へ衝撃を与え、多方面でその存在感を増している。