© Work of Jean Michel Othoniel, copyright belongs to Perrotin
作品名 :
サイズ:220.0 × 206.0 × 120.0 cm
形態:ガラス(鏡張り)・ステンレススチール
展示No :
ジャン=ミシェル・オトニエル(フランス) 1964-
ジャン=ミシェル・オトニエルは「変容」「昇華」「変身」などをテーマに可変・可逆性の素材を用いて制作しパリを拠点に活躍するアーティストである。1964年フランスのサンテ・ティエンヌに生まれる。90年代初頭、本格的に作家として活動を始め、1992年ドクメンタカッセルに作品を出品。ターニングポイントになったのが、翌年素材にガラスを使い始めた頃である。オトニエルはムラーノとバーゼルの最も優れたガラス職人たちと伴にガラス素材の特性を探り、その後、ガラスが彼の作品のトレードマークとなった。
近年、オトニエルの作品は建築物的なサイズとなり、世界各地の公共のスペースや個人の空間に常設展示されている。オトニエルは自身の彫刻作品で世界に再び魔法をかけたいと切望している。彼にとってアートは贅沢品ではなく必要不可欠なものである。今日地球上で直面している災害に対峙し、オトニエルは自身の作品を通して世界に希望や喜びをもたらし、アートを通して現実を生き抜く方法を提示することを信条としている。
近年の活動:
2011年 大個展「マイウェイ」、ポンピドゥセンター、パリ。
2015年 彫刻作品《美しい舞踏》ヴェルサイユ宮殿内噴水庭園「水の劇場」にルイ 16 世以降、初の恒久展示依頼。
2017年 鏡張りのレンガガラスでできた新作シリーズ《ビックウェーブ》スタート。
2018年 エコール・デ・ボザール彫刻科のメンバーに選出される。
2019年 ルーブル美術館のピラミッド設立 30 周年を記念してピュジェの中庭に新しい絵画作品を招待展示。